第36章 *帰還まで
~結局その日の後日談~
5月30日(冒険者67日目)
黄昏の館…
アイズの部屋で、それは日付がAM0:00になって変わってもなお続いた。
ティオネ「はあ~//素晴らしかったわ、団長の武勇伝//」キラキラ
ケイト「う…ん…;」うとうと
ティオナ「本当に徹夜しちゃったね;」汗
アイズ「うん;」
レフィーヤ「すーすー」
ティオナ「レフィーヤなんて耐え切れずに寝ちゃってるし;」
ティオネ「いいじゃない!!団長がホームを出てから6日!!
団長成分が足りないのよ!!!
求む団長の声!団長の臭い!!
団長の吐く二酸化炭素っ!!
すぅーはぁー!!!すぅーはぁーっ!!!」
ティオナ「えぇ;キッモ;」たじっ!
ケイト「でもその気持ち…わかる気がする!!」キラン
ティオネ「でしょう!!?」
ティオナ&アイズ『ええ!!?;』
ケイト「全部誰にも渡したくない!!」
ティオネ「そうでしょう!!?それが嫉妬よ!!」
ケイト「服にだって温もりを共有することに堪えられない!!」
ティオネ「わかるわ!!!」
ケイト&ティオネ『……』しばし見つめ合い
ぐっ!!←手を握り合う
テロップ『二人は和解し合った!!(色んな意味で)』
その頃のフィン↓
フィン「!!;」ぞっくぅっ!!!
ガレス「む?どうした?フィン」
フィン「い、いや…少し悪寒がね?^^;」さすさす←二の腕をさすっている
ケイト「でも流石にそうしたら生活に支障が生じるから我慢してるんだよね;」
ティオネ「ええ。その点ばかりは仕方がないわ」真剣
ティオナ「と、とりあえず…寝よっか」汗&目逸らし
ティオネ「ええ。そこはいいわ。でも一つ問題がある!」
ティオナ「え?何?」
ティオネ「寝る前に団長の子守歌が是非気になるんだけれど!!?」ずいずい←ケイトへ詰め寄る
ケイト「ごめん。それはフィンの許可を得てからじゃないと無理。
だって家に代々伝わる何やららしいし」両手で制する
ティオネ「そこを何とか!!」
ケイト「ダメ」
ティオネ「いいでしょう!?」
ケイト「やだ」
ティオネ「聞かせろって言ってんのよ!!!」ずんっ!!←足で地団駄を踏む
ケイト「…私だけの想い出にさせてよ//」ぼそ&ふいっ
アイズ「ティオネ…無理強いはよくないと思う;」汗
ティオネ「団長おおおおおおおおおおおっ!!!;;」号泣&枕抱き締め
