第36章 *帰還まで
いつものように頭を撫でる中、ようやく僕達は互いに脱ぎ、動き出した。
テロップ『エロ描写注意:苦手な人はお逃げ下さい』
フィン「さて…覚悟はいいかい?」
ケイト「/////////」
フィン「///弱ったな…//できないじゃないか///」
ケイト「びんびんのくせに///」ぽつり
フィン「ははは^^//;」
互いに全裸…
いや、ケイトだけはお腹を温める為に毛布をお腹に巻き付けたまま…それ以外は生まれたままの姿でいた。
フィン「妊婦なのに…こんなことをさせてしまって、済まない//」俯
ケイト「安心して。こっちもこっちで…何でかな//
性欲、強まってる、から///
言わせないでよっ馬鹿!////」かああっ!
フィン「!(瞠目)
ふっ…はははっ^^///
そうか//…君もか^^///」くすくす
ケイト「…//
じゃあ…その…舐める?//」
フィン「舐めるのだけはやめよう」きっぱり
ケイト「え?」
フィン「菌が入る可能性がある。断固反対だ」
ケイト「…そういうことを、これからするのに?//;」じとーーー
フィン「……///;
あー…確かに、清潔になった後なんだが…やっぱり、ね?///」もじ
ケイト「…いただきます」
フィン「!!!?///;
い、いや!急にそんなことは!!//;」たじたじっ←必死に壁際まで下がる
ケイト「フィンってこういう時はとことんヘタレだよねえ」じとー
フィン「い!?;」たらたら
ケイト「告白の時だって踏ん切り付くまで全然告白する気配も無かったし、プロポーズの時だって告白に纏めてじゃなきゃまともに言えてたのはいつになってたことやら」嘆息&瞑目
フィン「その、だから;それは…人生初の…恋で…その////」かああっ!
真っ赤なまま壁に背を付け、ベッドの上で正座したままの僕へなおも近付くケイトに顔も見れずに俯く中
ケイトはそっと黙ったまま僕へ近寄り、正面から引っ付いて身を寄せた。
フィン「!」
ケイト「それごと惚れたんだよ。
いっつも…普段は皆の希望になってキチキチしてるくせに。
だから、そういう所が余計可愛くって…好きで好きで仕方なくなる//
それごと…私はフィンに惚れたんだよ//」微笑
フィン「///」瞠目
ケイト「だから…触らせて?//」恍惚笑み
上目遣いで尋ねる彼女に、僕は頷いた。