第35章 成長
ケイト「にゅ…」うとうと
フィン「ケイトー?切ない気持ちは?」
ケイト「おねみゅ」
フィン「じゃないだろう?御飯が冷める」ゆさゆさ←体を揺する
ケイト「むー、フィンへの愛は冷めない」きっぱり
フィン「…////
何でそういう爆弾を投下してくるかな//
まあ、嬉しいんだけど///」にやにや&腕組
ケイト「せちゅない…一方通行」
フィン「僕の君への愛も冷めないよ」
ケイト「黄身?温泉卵好き」
フィン「ああ。朝食にもついているから是非食べてくれ」ぐいっ
再び寝ようとするケイトに対し、僕はケイトを起こす為に彼女をお姫様抱っこをした後
食事が並ぶ机の前の椅子まで運んで座らせることにした。
四脚の椅子に座らせた後、足元に跪き、右手を自身の左胸に当て…ケイトの左耳元で僕は囁く。
フィン「姫、食事のお手伝いをしましょうか?//」微笑&上目遣い
ケイト「ずきゅーん!!!!!)!!!!!////////」ぼぉん!!
よし、起きた
かかかかかっかかかか
バリィン!!!
フィン「ケイト!!!?;」だっ!!
囁いてから数秒後、一気に全身が真っ赤になったかと思ったら
突如として、椅子と共に右後ろへと光速で移動していき、そのまま窓を突き破って落ちかけた。
咄嗟に走って足を掴んだものの、椅子だけは落ちていき…
途中でケイトが気付いたこともあってか、空中に浮かんでから元の位置へと戻っていった。
フィン「何でこういうことに…;」
ケイト「フィン、ありがとう;」
フィン「いや、無事ならいいんだ^^;」
そう苦笑を浮かべる中、ケイトは申し訳なさそうに謝ってきた。
そして…互いに席に座り、食べさせ合いへと発展していった。
ケイトが言うには、あれは反則で心臓が爆発するかと思ったのだそうだ。
僕も散々爆発させられていると言うと、いつ?どこで?と聞かれた。
やはり、彼女は具体的に指摘と説明をされなければわからないようだ。