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Unlimited【ダンまち】

第35章 成長





船の出口…


ケイト「それにしても、メレンから結構離れてるんだね」

フィン「ああ。
この島は観光地であると同時に、その地特有の武術もまた見れるらしい」

ケイト「おおおおおおお!!//」キラキラ

フィン「くす)さっきまでうとうとしていたけれど、目が覚めたかな?」微笑
ケイト「うん!」頷&微笑

フィン「君は良くも悪くも建前がないから助かるよ^^」
ケイト「?どゆ意味?」きょとん

フィン「別に深い意味はないさ」くすり

ボー!!


フィン「到着したね」

船を降り、一番乗りで島の港へと辿り着いた。

自然が多く、海に囲まれた武術に恵まれた観光地に。


ケイト「ってあれ?」

フィン「ん?どうしたんだい?」

ケイト「いや…私妊婦だから戦えないじゃん…;」

フィン「そこは…クリエイトで堕胎しないようにして暴れるかい?」くす
ケイト「え…?;」

その後…部族の方達と文字通り、沢山戦うことになった。


だが…彼女の性格、相手の気持ちを第一にしようとしているそれが

取り入ろう、媚びへつらおうとしているそれに映ったそうで…



「魔性の女じゃないか」

フィン「取り消せ」

ぴりっ

心無い一言に僕は怒り狂い、槍を片手に戦いを申し込んだ。

その場は…この上なく冷たい空気になり、激戦は免れなかった。


結果、僕が勝ったものの身体能力の差もあってのことだ。

その武術は相手の力をそのまま返すというもので、相手の力を受けた瞬間に円運動の要領で力の向きを変えさせる技術だそうだ。
どうやら僕の…Lv.8の身体能力では返し切れなかったらしく、「世界は広い」「もっと精進する」といった声が掛けられ、正式に妻(ケイト)への侮辱を謝罪された。


その健闘を称え合い、興奮冷めやらぬ熱気、同じく激戦を繰り広げようとする空気に包まれた。



ケイト「私もやるぞおお!!魔力強化あああ!!!」ごおっ!!
ぼしゅう←魔力が四散した
『!!!?;』

ケイト「は…れ……」ぐらぁっ
ばったーん!!
フィン「ケイト!!?;」だっ!!

駆け寄った所、魔力が0になったようで…力が入らなくなったらしい。



6時に船に乗ってから6時間かけてこの島へ着き…

総合5時間を、この島特有の武術を使う部族と宴と戦いで過ごしたということになる。


その1時間後、18時にホテルに入る。


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