第35章 成長
ケイト「うん!//」微笑&キラキラ&頷
フィン「ちょうど道半ばという所で、あと3時間ほどしかないけれど」
ケイト「十分過ぎるよ!フィンの膝気持ちいいしあったかいし優しいし…
甘い幻想に取り憑かれそうで、なんだか怖い。失うことが想起されそうで…」
フィン「そうか…
なら、その度に何度でも取り憑かせるまでだ」
ケイト「え!?」
フィン「嫌だと言おうが泣き喚こうが決して離れないし離さない。
逃がす気もないし、君以上の存在は現れはしないだろう。
もし君が死んだとして、僕は今後君以外を妻に取ることは未来永劫ない。
ここまで想わせたんだ、一人身にさせないでおくれよ?^^//」
ケイト「笑いながら言わないでよ//益々惚れちゃうじゃんか!//」ふいっ←フィンの膝に顔を埋める
フィン「惚れさせたいんだよ//」耳打ち
ケイト「!!////」かああっ←耳まで真っ赤
フィン「所で…○○○○○だったかな?
正直に言うと?」
ケイト「見るだけで心が痛い。
今後、二度とあんなサイト見たくないし見ない。
やっと熟睡できそうなのに言わないで;」むすっ
フィン「ああ、これっきりにしよう。済まない」
ケイト「ごめんね、フィン…」俯
フィン「気にしなくていいよ」微笑&ぽんぽん←背を軽く叩いて撫でる
ケイト「だって付き合わせちゃって」じめじめ←見るからに落ち込んでる
フィン「僕がしたくてしていることだ。嫌ならしてないし離れてるよ。
少なくとも、君の前でぐらいは在りたいままにさせてもらってるわけだしね」片目瞑
ケイト「ウィンクしながら言う台詞がそれですか…」
フィン「…;何でじと目で見つめてくるのかわからないんだが;」
ケイト「…私だって…十分、在りたいようにさせてもらってる//
好きだよ、馬鹿」ちゅっ←顔を上げて頬へキスをする
フィン「!//
こっちの台詞だよ//」きっぱり&ちゅっ
キスを仕返す中、不思議と笑みが零れた。それはケイトも同じで、こんな一時が幸せで仕方ない。
子守歌を歌って、傍に居るのを感じられるようずっと手を握り締めていた。
いつものように…彼女の左手を包み込むよう右手で。
どうやら気持ちよく寝れたようで、とても安心した。
気付けば僕もその温もりに安心してか眠ってしまっていたわけだが…
心地よかったので、幸せな想い出のようにも感じる。