• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第35章 成長





13:45~14:25

花屋にて


がたがたがた
ぱっぴたっ
がたがたがた
ぱっぴたっ
がたがたがた
ぱっぴたっ


がた
ぱっぴたっ
がたがた
ぱっぴたっ
がた
ぱっぴたっ

ぱっぴたっ

ぱっぴたっ

ぱっぴたっぱっぴたっぱっぴたっぱっぴたっぱっぴたっぱっぴたっぱっぴたっぱっぴたっ
ケイト「遊んでるでしょ!!?
私はね!?人のものや商品に触れると震えが止まらなくなるの!知ってたでしょ!!?;」半泣
フィン「いや…最初は、慣れさせようと…慣れさせようと」ぷるぷる
ケイト「途中から遊んでんじゃんか!主旨置き換わってるじゃんか!;
そして何より笑ってるじゃんかああ!!;」

フィン「はぁー、楽しい」
ケイト「されてるこっちは楽しくない!」ぷんぷん&ぷいっ!
フィン「あっはっはっ^^」なでなで

頭を撫でられる中、いつもの癖か…その温もりに埋めるように手にすり寄ってしまった。

顔を逸らしたままだったが、それにくすりと笑うような音が聞こえた気がした。
いや、絶対笑っているだろうという確信があった。


ケイト「あ、リボンのお花だ。綺麗!」

フィン「言い方が…子供//ぶふっ」ぷるぷる
ケイト「んな!;
まだからかい足りないのおお!!;」ぺしぺし
フィン「可愛っ//可愛いっ//」ぶくくくっ
バシィン!!

最後にむくれた後、左掌の掌底という一発のみに思いを込めて思いっきり笑い続ける背へ叩き付けた。


そして店内から解放されるや否や、外に出ると暴れた。

ぶおんぶおん!
だぁんっ!
まずは左右で蹴り、跳躍

ぎゅるん!たんっ!!
一回転した後に着地。

その路上パフォーマンスとも言えるそれに、周囲から拍手が送られ
フィンは私の腕を有無も言わさずに掴むや否や、失礼しましたと言わんばかりにずるずると引きずっていった。


そのまま湖へ辿り着き、外周を回る。

散歩をする最中、私は思った。



湖を前にしたいこと…それは…大岩を湖の中央へと投げ付けることだ!!

それかもしくは、龍神をこの場で表現してみせる!!!


無論、どちらも全力でフィンから阻止され、脳天に拳骨を食らった。

何故だ!!?;
テロップ『周囲への迷惑を考えましょう』


/ 5286ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp