第34章 休日と仕事
~その後のラウル~
ラウル「クリエイトで修業ができるんじゃ?
クリエイト・修業空間!…なーんて」
しゅんっ!!
ラウル「………え?」たらーり
ケイト「…よお」
ラウル「え?…」
ケイト「何呆けてんだよ。修業しに来たんだろ?」
ラウル「ケイトさん!?;え!?;でも確かに団長の所に!」
ケイト「あー、私は妊娠する前の状態だ。Lv.8のな。
所でラウル…一つだけ聞くぞ」
ラウル「!」
本物じゃない?いや、もしや修業できる空間の中に?
そう疑問が止めどなく溢れ出る中、ケイトさんは微笑みながら言い放った。
ケイト「強くなりたいか?」にや
ラウル「…(ごくっ!)
はい!(にや)
ここで尻込みしてたら、いつまで経っても追いつけないんで!!」ぐっ!拳握
ケイト「わかった。ならその短剣構えろ。離せば帰れる。
明け方と食事時には教えてやるよ」
ラウル「よろしくお願いします!!」ぐっ!
ケイト「ああ、ちなみに言っとくが」
ラウル「?」
ケイト「ここでの1時間は、あっちでは1秒だ^^」にっこり
ラウル「…え?;」たらーり
ケイト「しかも精神ごと身体を連れてきた。
はっきり言うと…ここで死ぬとあっちでも死ぬから気を付けろよ?」にや&ギラリ
ラウル「え…えええええええええ!!!?・・;」
怪しく眼光を光らせるケイトさんに、俺はただただ驚くばかりだった。
ケイト「んじゃ
ラウル「ちょっ、まっ…え?;えええええええええ!!!?;」
ケイト「問答無用!!」
がきぃん!!!
こうして…修業という名の地獄が幕を開けたのだった。
そうして500時間が経った後、ようやく短剣から手が離れて現実へと帰ってこれた。
フィン「どうした?ラウル」訝し気
ラウル「俺…死ぬっす;」机に腕もかけずに突っ伏してる
その頃、本物のケイトは…
ケイト「アイズと一緒に天雷テンペスト!
一度全力でやってみたい!!」キラキラ
リヴェリア「出産した後にしろ。身体に負担をかけてどうする」
ケイト「…はい;」しょぼーん
アイズ「出産した後、元気になってからやろう?」
ケイト「ぱあ!)うん!^^//」頷
その後もラウルは修業に励んだそうな…