第34章 休日と仕事
5月21日(冒険者58日目)、5月22日(冒険者59日目)
特に変わったことはない。
だが…21日へ日付が変わる前…
ケイト「フィンが…欲しい///」
妊婦のはずの彼女に求められた時、不思議と血が湧き立つのを感じた。
結果、どうしたかというと…
そのまま行為へと走ったが、中へ入れずに頑張った。他人の手で触れられるのは初めてでケイトの感触が//
胸が痛いそうで、アミッドに相談して頓服の痛み止めをもらった。
5月23日(冒険者60日目)
ケイトが来て、二月という時間が流れたことに気付いた。
フィン「ケイトが来て、もう二月(ふたつき)になるのか…」
ロキ「2週間程寝とったけどな」
ガレス「しかし…来たのがここで本当によかったわい」しみじみ溜息
リヴェリア「ああ。そうだな」微笑
フィン「そうだね。
ケイトに出会えなければ今の僕はいなかっただろう」
ロキ「そうやな。随分と丸くなったもんなあ。
うんうん!」
リヴェリア「そもそも、クノッソスの時では死人が出ていただろう。
そして世界の危機の時は…為す術も無く撤退するしかなかったはずだ」
ロキ「ああ…ほんまにそうやな」
しみじみと呟かれる中…ケイトは悪阻が強まったせいでか、寝込むことが多くなっていた。
リヴェリア「しかし…惜しいな」
フィン「?何がだい?」
リヴェリア「いや…もし、ケイトの種族がエルフで男であればと…非常に残念に、ふと思ってな」
フィン「ああ…そういうことか;」苦笑
笑えない過程だとばかりに苦笑を浮かべる中、ガレスもまた同様のことを思い浮かべていたらしい。
ロキ「ならケイトはハーレムを作れるな!!」
フィン「やめてくれ!冗談でも受け入れられない!!」瞑目&怒
リヴェリア「本当に…変わったな^^」くすくす
ガレス「そうじゃのお。がははっ^^」
フィン「笑い事じゃない…はあ;」肩落とし溜息
しかし…そう執務室で話し合って賑わう中、何故かケイトは魔力を出せなくなるほどに弱り切っていた。
そして次の日…異変は大きなものとなって襲い来る。