第34章 休日と仕事
ヘファイストス「その上、世界まで救ったでしょ?
だから金額はただでいいわ。
代わりに、今までの貸しはチャラでいいかしら?」
ケイト「うんうん!!」こくこく
ヘファイストス「で?どのくらいの大きさがいいのかしら?」
ケイト「んー…その、できれば…そのっ…一辺50cm立方体」
ヘファイストス「……・・;」
ケイト「やっぱ払うよ!!;ごめんなさい!!;」
ヘファイストス「いえ、お金はいいのよ。それ以上に世話になってるわけだし…あまつさえあの黒竜のドロップアイテムが衝撃吸収だった上、それを使って防具を作れたのだもの。
Lv.7とLv.6が山のようにかかってそれでも打ち倒せなかったモンスター、その素材を加工できるなんて…鍛冶師冥利に尽きるぐらいよ//」ふふっ&わなわな
ケイト「え…えっと;あの時は気付けなくって;」
ヘファイストス「そこはいいの。
でも随分とでかいのを欲しがるのね。戦争でも始めるのかしら?」
ケイト「いや、それは違うくって…;
《神秘》を得たから、ちょっとだけ試したいことがあって」
ヘファイストス「ぷっ」
ケイト「?」
ヘファイストス「あっはっはっはっ^^随分と豪快な試しね!^^//(くすくす)
普通なら最初は金属でしょう?」微笑
ケイト「だって耐えられそうにないもので…;」
ヘファイストス「ふふふっ^^//
いいわ!完成品をできたら見せてもらえないかしら?
あなたの作った作品、見てみたいもの。
それがただで渡す条件。約束できるかしら?」小首傾げ&右手を差し出す
ケイト「わかった!約束します!」右手を差し出す
ヘファイストス「交渉成立ね^^//」くす
互いに握手を交わし、不壊属性の金属を空間収納庫へ入れ、夕暮れの道を歩きながら帰った。
その道中…
ケイト「ふっふっふっ。ふっふっふっふっふっふっふっ」肩震わせ
フィン「ケイト…?;」
ケイト「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ」黒笑
フィン「嫌な予感しかしないんだが…^^;」
止まらないのはわかり切っているので止めない。