第34章 休日と仕事
そうして数分後、龍人化を目に見えて出しながら神速で編み物を目の前でし始めた。
それも鬼気迫る表情で…呪詛の如き言葉の羅列を呟きながら……
「フィンを守り給え息災にさせ給え私のフィンへの愛を宿らせ給え幸せにしろ何ものにも傷付けさせるな傍で護り抜け愛し抜け心より愛と共に紡いだこの想いを無下にさせるな
どうかフィンの将来に安寧を、心より災厄を打ち払いご多幸を齎さんことをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」←呪詛?
糸を編んでいく最中で睨視するその光景は…ロキの言葉で言うと、クレイジーそのものだった。
何か得体の知れないものが取り付きそうで、恐怖すら感じるよ…;
前々世の白呪術師という経験をもとにしているのだろうが…どことなく、恐怖が離れなかった。
ケイト「できたああああ!^^//」キラキラ
フィン「おめでとう^^」ぱちぱち
ケイト「ありがとおお!
フィン!誕生日おめでとおおお^^!!//」さっ!←差し出す
フィン「ああ。ありがとう(微笑)
所で、何で紺のニット帽なんだい?」
ケイト「だって//
フィンのオーラが紺色だから…似合うかなって思って//」でれでれ
フィン「ああ。本当に好きだ/////」君がという意
ケイト「え!?よかった!ニット帽好きなんだあ^^//」にこにこ
フィン「はあああああああ////
うん//君が一番だよ^^//」にこにこ
ケイト「えへへ//私の方がもっと上で一番だぞー!
フィンの中の私の一番よりも私の中のフィンの一番の方が天上天下唯我独尊だ!!//b」にや&ウィンク&キラーン
フィン「うん…絶対に僕の方が上だよ」
ケイト「私の方が上!!」ずいっ!!
フィン「はいはい。
じゃあ、そういうことにしておこうかな^^//」くす
ケイト「そういうことじゃなくてそうなの!!」
フィン「うん^^
(嬉しい限りだよ…そう、心より愛する人が想ってくれることがね//)
さて、そろそろ被ってもいいかな?」微笑
ケイト「もっちろん!(頷)
あ、待って」
フィン「ん?」ぴたり
急な言葉に、僕は何事かと手を止めた。
すると、ケイトは空間収納庫からあるものを取り出した。