第34章 休日と仕事
ラウル「団長、ケイトさんのこと頼みますよ。
絶対…幸せにしてくださいよ」
フィン「ああ…わかっている」
「失恋の味は苦いっす(ぐすぐす」と涙ながらに酒を呑んでいたらしい。その際にガレスを誘っていたことを後に知った。
その日(5月12日)から2日が過ぎた5月14日(冒険者51日目)
その2日の間に何か変わったことがあったかと言うと…
ケイト「ちょっとだけ買い物行ってくるね」
リヴェリア「こんな時間からか?」
ケイト「うん!ちょっとすぐ行って帰ってくるだけだから大丈夫!」
フィン「?そこまでして買わないといけないものなのかい?」
ケイト「うん!もうすぐでフィンの誕生日でしょ?
私と同じ20日だったよね^^」にこにこ
フィン「!//…(最近のごたごたで忘れていた」
ケイト「ふっふっふっ。楽しみにしててよね^^//」にこっ
フィン「ああもおっ//抱きたい!//」むぎゅうっ!!
ケイト「もう抱き締めてるじゃない//
もう!私もハグだあああ!!//」むぎゅうっ!!
リヴェリア「仲がいいのはいいことだ(瞑目&腕組
だが…(すっ&開眼)
仕事でペンを持ちながらやることでもないと思うが?」
ケイト「好きだからいいの!//」すりすり
リヴェリア「……はあ…(嫉妬してしまうのはおかしいのだろうか」
テロップ『リヴェリアは若干複雑な気持ちになっていた』
執務室で夜に出かけたことぐらいだった。
今から誕生日プレゼントが楽しみで仕方がない。
そんなうきうき気分をよそに、5月15日に日常に変化が訪れる。
朝、ラキア王国が3万の軍勢をオラリオへ向けて進行させていることが発覚。
ギルドに召集を受け、迎え撃つことになった。
昼、ケイトが空中から光景を見、どこにでもテレポートできるようにする。
一度行ったこと及び見たことがある場所でなければテレポートができない為だ。
夜、夜襲の際に囮の役割を存分に発揮する。
クリエイトをもとに幻覚やら何やらで撹乱し続けていった。
まあ…様子を下にどう攻撃してくるかを察して向かわせているのは僕なんだけれど……
寝ろ寝ろとケイトが喚いていた。スキルの影響で気にするほどでもないのだが…敵に動きが出たら必ず起こすからと、無理やり寝かしつけられた。
僕の体を気遣ってのそれに有難く思いながらも、情愛が止まらなかった//
