第33章 ケイト調査票
『?(何が恥ずかしいんだろう?』という神以外の周囲の認識。
そして神の間では自ら名乗るにしては恥ずかしカッコイイ名を二つ名として眷属へ向けて率先して付けていたという…
結果…始祖神という人格もまた得たことで、認識が多少変わってしまったそうだ。
アイズ「カッコいいのに//」ぼそり
・酔いは人を変える
ケイト「うー;水呑んで落ち着こう;」ぐびっ
ラウル「あ!;それはっ!;」
ケイト「うべえええ!!;(ずさああっ!!)
何で透明な水だと思ったのにこんな味なの?!!;」
ラウル「それ…極東の日本酒って奴っす;」ぽつり
ケイト「へー、そうなん
!!!!!!!!!!!!!!??」ぎょっ!!!←息を呑んだ
アイズ「…」ごくごく
ケイト「あ、ヴァヴァヴァヴァヴァヴァッヴァヴァヴァ」がたがた&アイズ指差し
フィン「?どうしたんだい?」
ケイト「ああ゛あ゛(わなわな)
ふぃ、フィン…アイズって、アイズって;」がくがくぶるぶる
フィン「…もう少し落ち着いて話してくれ^^;」
ケイト「アイズって…!!!」
フィン「ん?」
ケイト「お酒…飲んじゃ、ダメなんじゃ、なかったっけ?;」たらたら
フィン「そうだね」
ティオナ「悪酔いなんて目じゃないもんねー^^//」にこにこ
ケイト「…飲んでます」きっぱり
『……え?』怪訝
ケイト「だから!;さっき私が放ったジョッキ呑んでる!!;」ビシッ!!←アイズ指差し
アイズ「ひっく//」
『!!!!!?』ぎょっ!!!&瞠目
次の瞬間、よぎったのはアイズが初めて酒を飲んで酔った時のこと…
周囲へ手当たり次第に襲い掛かる様だった。
が、一つ違ったとすれば…ケイト一人を執拗に狙う点だ。
ケイト「私何かしましたかあああ!!?;」←必死に凌ぎ中
ひゅひゅひゅひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ
その場からほとんど動かず衝撃波も巻き起こさないほど研ぎ澄まされたその連撃は光速をも容易く超え、最低でも秒速500は下らない。
どうやら捕まえようとしているようだが…止める外ないだろうね。