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Unlimited【ダンまち】

第33章 ケイト調査票





・体重判明後(破滅の狼煙(世界の危機)が発生した日の次の日、早朝)

「不壊属性、オリハルコン製の戦闘着と普段着のサイズを合わせてもらう為」と「発展アビリティ《魔操作》のコツを教える為」、僕達はヘファイストス・ファミリアの工房へ足を運んだ。


椿「しかし…見事なまでのペアルックにできそうじゃのお♪(にやにや)←ノリノリ

上は白で下は黒でなければ嫌なのか?」

ケイト「うん!!」大きく頷く

僕は驚いた。

というのも…ほとんど違いがないからだ。
ケイト自身、「長ズボンと長袖、ある程度ぶかついていなければ嫌だ、手袋は死んでもしない」という『こだわり』がある。

しかし…それでいながら、大きさという違い以外は極めて少なかった。


以前までなら『僕の服装にある模様』と全く同じになるよう模様を刻み込んでいただけだった…←428ページ参照

だが今や…僕が穿いている黒の半ズボンを長ズボンにして模様を刻み込み、紫のタイツを白い靴下にし、ブレザーの下にあるシャツと靴を白色にし、短剣は二本ある為腰に巻くベルトを『y』という形から『x』にと、変化が極めて少なくなった。

何故か余ったオリハルコン製の布も再利用して、ブレザーと腰布(腰に横側にある黒い布)まで全く同じ色と模様になるよう作り上げてしまった。




不壊属性(2枚)
衝撃吸収(1枚)
不壊属性(1枚)
衝撃吸収(1枚)
不壊属性(1枚)
衝撃吸収(2枚)
不壊属性(1枚)
衝撃吸収(1枚)
不壊属性(1枚)
衝撃吸収(1枚)
不壊属性(2枚)


しかも布1枚につき11重構造。第一等級を超えた超特殊武装(スペリオルズ)と認められた。

【勇者】とペアルックの『不壊属性の防具』と知らしめられたわけで、フードはシャツではなくベストに取り付けられている。
極め付けはベストとシャツで重なっている部分は22重構造という点。


フィン「………本当に…瓜二つになってしまったね」遠い目←ここに非ずといった様子

椿「なんじゃ?嬉しくはないのか?」

フィン「……嬉しい…嬉しくは、あるんだが…

手袋をして欲しいかな(手袋があれば完璧なんだが…惜しい」
ケイト「やっ!手袋嫌い!!」ぷいっ!!

フィン「好き嫌いが激しいのか)…主張を強くできるのも、困ったものだね^^;

(本当なら喜ぶべきことなんだろうけれど…」苦笑


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