第32章 破滅の狼煙
誰にも言えずに隠していた過去も、ケイトに打ち明けなければ…きっと、今もなお祓えなかっただろう。
あの昏さも、『遅過ぎる、護れない』という呪縛も――
あの時(721ページ参照)を境に、僕の中の時間が音を立てて進んでいくのを感じた。
だから…ああ言ったわけだし、心底感謝もしているのだけれど…←908~911,1020ページ参照
後で冷静になって考えてみると、恥ずかしいね//;まあ、それほど好きなわけだし///
リヴェリア「まあ…ケイトらしいな」
フィン「理に適っているというか…
核心をついてくるね、いつものことだけれど」ふっ←目を伏せ笑みを浮かべる
ガレス「寧ろ本質しか見ようとはせんじゃろう」
アイズ「…嬉しそう」くす
ベート「馬鹿の極みだろ」
ロキ「全部ストレートか…うちにはケイトが眩しいわ;眩し過ぎる!;」
アキ「純粋なのよね」
『うんうん』
ラウル「そうっすね」
レフィーヤ「でも…だからこそ応えたくなるんですよね//」くす
フィン「……」
リヴェリア「どうした?」
フィン「…いや…傍から見ればおべっかのように感じる人もいるかもしれないと、ふと思ってね」
ロキ「いじめられとった要因か」
リヴェリア「良くも悪くも真っ直ぐだからな」
フィン「曲がったことは嫌う傾向にあるからね(肩すくめ&溜息)
まあ…それ以前に、人に対して恐れを抱いていた節もあるし…」
ガレス「今でこそそれを感じさせんほどに回復できたわけじゃが…どうなることやら」
リヴェリア「いずれにせよ、守られたんだ。護り返してやればいい。
今後も生きていけるよう、そのような場を切り抜ける術を教えてな」微笑
フィン「頷)そうだね。それがいい」微笑
そんな騒がしさが止まない中、落ち着くのを待った…
落ち着いてから後、ケイトに始祖神として覚醒した状態を見せてもらうことになった。
純白の魔力を解放し、龍の構造になることもなく始祖神として覚醒する。
龍人化の時のように小さな龍といった見た目ではなく、ドラゴン・ソウルでの見た目となっていた。