第32章 破滅の狼煙
ヘルメス「まあ、ケイトちゃんファンクラブ会長としては嬉しい誤算には違いない」キラン
ロキ「潰してやるわああああ!!」
ヘルメス「落ち着けよ、ロキ。
見舞いに行こうと
ロキ「絶対にくんなあ!!」
フレイヤ「ねえ、ロキ。彼女の出産現場も立ち会ってもいいかしら?」
ロキ「いいわけあるかあ!!!」
ヘルメス「で、二つ名どうする?そのままにするかい?」
ロキ「うわあああああああああああああああ!!!!!」号泣
テロップ『収拾がつかない』
ヘスティア「…ヘファイストス、こういう時ってどうすればいいと思う?;
まあ確かにベル君が世界の危機に立ち向かった場合気が気でないのはわかるけど…生還したわけなのに」
ヘファイストス「一か月半でこれよ?
Lv.9に至るほどの偉業を成せる方が凄まじいわ。
でも逆を言うと…それだけの災厄に恵まれたということよ。
つまりロキが心配して今泣いているのは…このペースでまたさらなる災厄が来るとなると、容認してはおけない。という心境じゃないのかしら?」
ヘスティア「試練、か…;」
フレイヤ「もっと彼女とデートしたいのだけれど」
ロキ「だからぁ!うちのフィンたんの妻や言うてるやろうがあああ!!」
フレイヤ「固いこと言わないで?また一緒に遊びたいのよ」くす
ロキ「その遊ぶで大変なことなっとったやろ!!「妻です」って紹介して何やらかしたこらぁ!!?」
フレイヤ「もお昔のことじゃない」
ロキ「昔って!!?つい先日やぞ!!?二股やら不倫疑惑やらで誤解解くの大変やったんやからなあ!!!?;」
フレイヤ「別にいいじゃない」
ロキ「いいわけあるかあ!!!」
ヘスティア「ロキの気苦労…大変なことになってないかい?;」
ヘファイストス「ええ…そうね;」
ヘスティア「まあ…ウレイオスと一緒に居た時間が一番長かったのはフレイヤだけれど…;」
他の神々はオラリオツートップの話し合いに混ざれるものはいなかった。
一人を除いて…
ガネーシャ「俺がガネーシャだっ!!!」
ロキ「じゃかましわあ!!!」
が、一蹴されたのは言うまでもない…