第32章 破滅の狼煙
ヘスティア「…前の歓喜はどこへいったんだろうね?;」←805ページ参照
ヘファイストス「親としては複雑なのよ(溜息)
過酷な環境から脱したかと思えば、また過酷なそれが降りかかってくるんだもの」
ヘスティア「おちおち笑ってはいられない、か…」溜息
ヘルメス「まあゼウスの後胤なわけだし、神よ我に七難八苦を与えたまえ!」
ロキ「そんな次元ちゃうわ!!
何年分の苦難ねじ込まれてると思ってるねん!!」
ヘルメス「それこそ試練だよ。
神の力を使えるようになったんだね?」
ロキ「うちは使ってないんやけどな!?
わかっとるやろ!?下界に降りてくる時に封印されとるわ!!」
フレイヤ「龍神化の話を聞きたいんだけど;」
ロキ「そうやで!!?龍化した後でクリエイトを併用して合一化することで龍神として力を発揮したんや!
考えてもみ!!?
どんな魔法でも力でも世界ごと空間ごとばっくんばっくん食べられるんやで!!?
時間止める魔法作ってかけても、それごと食らいつくしてくんやで!!?
神の力以外じゃどうにもならんわああああ!!!」
フレイヤ「つまりは世界の危機というわけね。
ああ、さっき言ってたのはそういうこと?」
ロキ「当たり前や!!
18階層まで来たって察するや否やたった一人で向かうし!誰にも何も言わんで行くし!
結果として勝てたけどこっちとしてはたまったもんやないわああああ!!!」涙目&机突っ伏して泣き喚く
ヘスティア「冷や冷やものだったというわけだね;」苦笑&汗
ロキ「当たり前やろうがああああ!!
例のミノタウロス含め迷宮内の全モンスター取り込んどんねやで!!?
何でこんなに災厄ばっかり降りかかんねん!!何でケイトにばっかり降りかかんねん!!!
お祓いや!!お祓い屋を呼べえええ!!!
うわあああああああああああああああ!!!!!」号泣
机に突っ伏しておいおい泣き喚くそれを前に…神々はおちょくることもできず苦笑した。
おちょくれば殺すと言うのは目に見えている。