第31章 穢れた精霊
レフィーヤの言葉の後…
レフィーヤ「あ、あの…私も…ちょっとやってみたいです//」挙手&おずおず
ケイト「!!!(何を!?)
え?ツンデレ大魔王呼びをやりたいと!?」
レフィーヤ「違います!;掛け声です!!;
何でそういう風に捉えるんですか!;」
ケイト「そっちの方が面白いじゃないか!!」
レフィーヤ「面白さを優先して意味を勝手に捻じ曲げないで下さい!!;もおっ!;」瞑目
ロキ「いや、でもレフィーヤの言葉も足りてへんかったで?;」苦笑&汗
ピクニックの道中、ベオル山地の山頂で…日の出を見ながらピクニックをするらしい。
無論…朝飯抜きで山頂まで登るとのことだ。
ケイト「出たな、モンスターめ!!
あ!椿にパイオニアの作り方教えてない!わ!(ひょい)←モンスターの攻撃を避ける
斬り!!(ずばっ!)←すかさず切りつけて倒す
あー、焦った;」ほっ←汗を右腕の袖で拭う
フィン「危なっかしいね」
ベート「てめえが斬るんじゃねえ!!黙って中央に居て護られてろ!」
ケイト「お守りを受けるのは御免だ!」
ベート「大人しくしろって言ってんだ!動かれたら護れねえだろうが!!」
ケイト「あ、確かにそうだ」ぽんっ←手を打つ
ベート「チッ。今気付いたのかよ…
いいから黙って大人しく座ってろ!!」
ケイト「はーい(挙手)←座る
ありがとう!皆に頼ります!」
こくっ
『任された!』とばかりに僕達は頷き、ロキとケイトを中心に構えて周囲に展開した。
フィン「4時の方角から敵複数、音と魔力から6体!コボルトだ!
10時の方向からもシルバーバックが来ている!3体だが背後に変異種のバトルボアが1匹いる!
注意してかかれ!!」
次の瞬間、音速の衝撃波が周囲にいた敵を丸ごと、軽く屠った。
それも…周囲の木も丸ごとに。
フィン「…衝撃波は扱いが難しいのが難点だね;
斬撃状には出来るが(出来るまで修業空間で死ぬほどやらされたから)
流石に直線上にあるものにはどうしてもかからないようにはし辛い」
ガレス「そもそも周囲に敵しかおらん状況を想定した上で作られたからの」
フィン「…流石…古代発祥の武術だ。
モンスター、殊更『圧倒的に身体能力が上のもの』を倒すことに特化している。
今となっては…恩恵抜きでLv.6のアイズを倒せた理由がよくわかるよ」