第31章 穢れた精霊
フィン「そうか…なら、僕も勝手に護らせてもらうよ?
無茶はしないで、危ないことはしないでという言葉はくれぐれも言わないでくれ」
ケイト「わかった!無茶するフィンを勝手に護る!!」
ティオネ「頑固ね、本当に…;」嘆息←どこか呆れ顔
ティオナ「そこがいいんじゃない!^^」にこにこ
アイズ「…うん//」微笑←どこか嬉しそう
レフィーヤ「どう状況が転んでも大事に想ってくれる人って…
それだけで貴重ですものね//」くす
リヴェリア「まったくだ」
ベート「馬鹿の極みだ」けっ&ふいっ
ガレス「尻尾が揺れとるぞ?」にやにや
ロキ「まー、なんや?
結局、外出許可に関しちゃ取れたわけやし…いざ、ベオル山地へ!」北を指さす
ケイト「いざ出陣!!
えい!えいっ!!」拳を二度振り上げ
『……?』
ケイト「え?;極東の言葉知らない?;←途中で静止した
あ、前世の知識があるからか;」
アイズ「…そうじゃなくて…何?;」
ケイト「いや、極東ではえいっ!えいっ!!おおおおおっ!!!の掛け声と共に拳を天へ掲げる…んだけども…;
あれ?;ないの?;」
『ない』きっぱり
ロキ「んー…まあ、祭りならあるかもしれへんな」
フィン「やりたいのなら付き合うよ」微笑
ベート「けっ。俺はやらねえぞ」ふいっ
ティオナ「ベートって…本当に協調性ないよね;」じとー
ベート「ほっとけ。
邪魔くせえ動作なんてすんな。
ただのピクニックだろ。遠征じゃあるまいし。
体力の無駄だ」
ケイト「むー;」
リヴェリア「そう言ってやるな。
ただ叫んで拳を掲げるだけならそれほど使わないだろう?」
ベート「やりたい奴だけでやれ。俺を巻き込むんじゃねえ」
ロキ「ツンデレやなあ、ホンマに」
ケイト「ツンデレ大魔王と呼ばれるだけはあるよね」ひそひそ
ロキ「ホンマになあ。うちもそう呼ぼうか」ひそひそ
ベート「おいコラそこ!!聞こえてんぞ!!・・」ぷりぷり&ビシッ!!
レフィーヤ「あ、あの…私も…ちょっとやってみたいです//」挙手&おずおず
結局…ケイトの「えいっ!えいっ!!」の掛け声の後
僕達は声を揃えて「おおおおおっ!!!」と叫び、拳を掲げた。
後ろで若干拳を頭より上に掲げたベート…の姿は見なかったことにした。
なるほど…これがツンデレか^^(ふふっ)←楽し気