第30章 ノアール
リヴェリア「何故そんなに落ち着かない?」
ケイト「だったら言うけどさあ!
リヴェリアがこそこそと誰にも見せないようにしてたもん明かされたらどうすんの!?」
リヴェリア「!!?//何故いきなりそのような話に!//」かあっ
ケイト「私の受けたのは例えるならこうだ!!
下着やら上着やらコーデを作っていました。こんなのがあったらいいなと書いていました。誰も見てないよう隠してました!」
アイズ「何で隠すの?」首傾げ
ケイト「恥ずかしいからだよ!見られたくないからだよ!」
リヴェリア「!」ぎくっ!!←それとは別だが見られたくないものはある
ケイト「遊び感覚でやっていた折誰かに見られました!その誰かは衣服店でした!
そして作りました!大好評受けました!大絶賛されました!だけど恥ずかしいものでした!!
どうしようどうしよおおおおおおおおおお!!
その人の技だって言っていいぐらいのものじゃないのに、技って呼べる代物でもないのにどうしよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
リヴェリア「わかった!よくわかった!!///(かああっ!、赤面真っ盛り)
だがこちらへ来い!!大木の心というものを叩き込んでやる!!」ずるずる←ケイトの服の襟首を掴んで引きずる
ケイト「やめてえええ人殺しいいいい!」半泣
アイズ「待ってリヴェリア!;」
そして執務室に一人残されたフィンは動き出した。
その間にケイトは大木の心の何たるかを死ぬほど叩き込まれ、考えよう・視点を変えることにした。
ケイト「必殺技として使われても恥ずかしくないくらい!さらに昇華すればいい話だよね!!」
アイズ「うん!」こくこく
それから程なくして二人は修業の為に鍛練場へ移動し
一点集中をアイズへ叩き込み、例の技を必殺技として恥ずかしくないよう極められ、昇華した。
そうして説教を終えたリヴェリアが執務室に帰ってきた時には…
リヴェリア「…何をやっているんだ?;」
分厚い本を片手に金庫を開けて入れようとしていた矢先だった。
それを聞いたフィンはぎくりと肩を揺らし、真っ青な顔で声の上がった先(リヴェリア)を見つめ返した。