第30章 ノアール
アイズ「ケイト?ケイト、大丈夫?;」
すくっ!←ケイトが立ち上がる
壁から救出後、そしてケイトもまた動いた。
ばんっ!
だだだだだだだだだだだ!!
ばあんっ!!
ケイト「落ち着かせる為の打開案出してから言えやああああ!!
落ち着ける案も何もなくって落ち着けるかああああ!!」
フィン「隣でそんな馬鹿話が聞こえるぐらい喚かれて!!
笑いで仕事に集中できるかああああ!!」
リヴェリア「どっちもどっちだな…;」
アイズ「うん…;」
ケイト「だってだって考えても見てよ!とっても軽い気持ちだったんだよ!その場だけのノリだったんだよ!
その場だけのノリだったものが正式なものとなって公表されて素晴らしいものだって言われてみ!!!?
逆にどうやって落ち着けって言うんだよおおおおおお!!!?(懇願)
逆にどうやって逆にどうやって逆にどうやって逆にどうやって
うわあああああああああああああああ!!!!!//」頭抱え
テロップ『壊れたテープレコーダーのようだ』
アイズ「ラップみたい」ぼそ←ロキから聞かされたことがある人
フィン&リヴェリア『!!?;』
フィン「と、とりあえず落ち着い
ケイト「どうやって落ち着けって言うんだよおおおおお!
打開案出してから言えやあああああ!!;」血眼
『Oh…』←言葉に詰まった面々
フィン「うーん、あまりそんなに気にすることでは
ケイト「気にすることなんだよおおおおお!!
フィン!そんなに言うんなら考えてみてよ!!
日がな一日合間を縫って書いていたポエムがあったとするでしょ!!?」
ぎくっ!!←フィンは狼狽し肩を震わせた
リヴェリア&アイズ『フィン?;』
ケイト「そんな中で誰かに見られました!誰かが歌として歌いました!作詞してくれたのはこの方ですと明かされました!
大絶賛された!表彰されました!口々に凄いと囃し立てられました!普通では考え付かないと言われました!!
私もうどうすればいいのおおおおおお!!!//////
何が問題かって!?ただ素直に喜べばいいって!?
できるか!んなもん!!羞恥心の問題なんだよおおおおおおおお!!!」
フィン「…………済まない、よくわかった////////」ぷるぷる&俯き右手で顔覆う
言葉を聞きながら想像していたフィンは突っ伏しながら笑みを消し、羞恥するばかりだった。
