第30章 ノアール
アルと魔導士のぶつかり合い時、ロキは…
ロキ「…所でこれ、いつ言ったらいいやろうなあ…;」
その視線の先にあるのはケイトのステイタス、【愚突猛進】の項目を見て溜息を零していた。
【愚突猛進(フール・ハーディ)】
・数値・発展アビリティ・スキル・魔法の制限解除及び限界突破及び【経験値】倍加。
・本人の望んだ成長を促す。
新たに付け加えられた、最後の一文に書かれた効果だった。
ロキ「時期的に見ればフレイヤの所へ行った後か?;
なんやすっきりした顔しとったもんなあ;
あの色ボケ女神、なにしよった?;」う~ん
考え込みながら神室で一人呟いていた。
3つも新たなスキルが加わっていたこと・発展アビリティの進化に意識を取られ、「二文目が付け加わっていたこと」に気付くのが遅れたらしい。
結局、教えられたのは鍛練場での大爆発から数時間後、アルとディが未来へ帰った後だった。
その時にケイトからフレイヤとの例のやり取り(991,992ページ参照)も教えられ
当のケイトは「私は私の道を行く!」と断言し、それにアイズは拍手を送った。