第3章 本編の章 王女来日
「もう、5時か・・。」
美琴は、時計を見て呟いた。
「夕方の巡回にいきますか?」
美琴は、つぶやいた。
夕方になれば、境内を自分の庭のようにしては悪行を繰り返しては警察と揉め事になっている。
美琴は、過去に何回か警察と協力していた。
その為、妬まれ恨みを買っていた。
「今日こそ、会えるかなあ・・。」
1人の男が呟いた。
「そろそろ、出てくる時間・・・おっ、噂をすれば。」
指を差しながら呟いた。
男が差したのは、家から出てきた美琴だった。
「おおっ!」
1人の男が、大声を上げた。
「か、かわいい・・俺、声を掛けてみよ。」
と、呟いては美琴に歩み寄って来た。
「ねえね、巫女さん彼氏居るんですか?」
と声を掛けたが、美琴は男などまったく相手にせず境内を歩いていた。
「また、へんな奴がきた。」
美琴は、そう思っていた。
「おっ、ツンデレか? いいねぇ。」
呟き、更に美琴をナンパしていた。
男は、美琴を携帯カメラで撮っていた。
「お、メイドだ。」
と、仲間の声が聞こえた。
佐久弥も、興味があるのか一足先にメイドの居る場所へと足を運んではメイドの姿を見ていた。
「外国の方の参拝客?」
美琴は、呟いた。
「おいでませ、小牧神社へ。」
美琴は、呟きぺこりと頭を下げた・・・のだが。
「アナタハ、コマキサクヤサン・・デスカ?」
メイドさんは美琴に訊ね、佐久弥がハイと返事するやそのメイドさんは、剣を抜いては身構えた。
「イザマイル。」
メイドは、呟き美琴に襲いかかった。
「な、なん・・・で?」
美琴は、呟き剣を抜いては身構えた。
メイドの剣と美琴の剣がぶつかった。
「おっ、戦いか? メイド対巫女・・か」
男が呟いた。
「お、おい・・110番した方がいいんじゃないか?」
と、仲間の一人が。
「貴方、何者ですか?」
剣を構え美琴がメイドに訊ねた。
「名前は、アイリス。」
とだけ、答えた。
「・・・アイリス。」
美琴が呟いた。
またしても、境内に突風が吹き荒れた。
美琴の髪がなびき袴が舞い上がった。
「く、おしい・・もう少しでパンティが見えたのに。」
とシャッターチャンスを逃した。
状況が状況の為、美琴は袴の事など気にしている場合も仕方がなく、例え盗撮されても仕方がない状況であった。