• テキストサイズ

妖魔が巣くう街

第6章 本編の章 鹿島神社陥つ


「只今」
望が我が家に帰って来ていた。
「ちょっと、望、何回も倉光さんから電話が掛ってるわよ。」
望の母が望に。
覗いの母が言う倉光とは、倉光みかると言い望の中学生時の同級生であり美琴と同じ巫女連合庁に籍を置く巫女である。
望は、自分の部屋に戻るやすぐさまみかるに電話をかけた。
「もしもし、古森ですけれど。」
望がみかるに。
「あ、何回も電話を掛けたんだけど・・・。」
みかるが望に。
「あ、うんちょっと巫女連合庁にね。」
望がみかるに。
「それで、どうして巫女連合庁に?」
みかるが望に。
「うーん・・私が言ってもいいのかなあ・・。
望が言葉を濁らせた。」
「貴方から、聞いたとか言わないから安心して。」
みかるが呟いた。
「倉光さんは、渡辺美玖さんと言うアイドルは知ってる?」
望がみかるに尋ね。
「名前は、聞いたぐらいしか知らないけれど、そのアイドルがどうかしたの?」
みかるが尋ね。
「その渡辺さんの事を、どうしても欲しがっていて渡辺さんを巫女さんとして育てて欲しいというように言われた。」
望がみかるの問いかけに答えた。
「それで、棗様が望達を連合庁に呼んだのね。」
みかるが呟いた。
「そうなんだ・・あ、それから、小牧さんはどうなの?
あのような事があったから小牧さんはどうしているのか気になって電話をしたんだけど、本当のところはどうなの?」
みかるが望に。
「今のところは、秘薬が聞いているみたいだけど検査をして反応が出る可能性があるからまだ、安心は出来ないと思う。」
望が答えた。
/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp