第6章 本編の章 鹿島神社陥つ
「それで、どんな内容のドラマを作るの?」
望が美琴に。
「う~ん・・ドラマの内容はまだ、聞いてないわね。」
美琴が望に。
「そっか・・それは、残念。」
望が呟いた。
「どうして、そんなに残念そうな顔をするの?」
「ドラマに出るのは、渡辺さんと主演が決まっている俳優やアイドル位で美琴は出ないでしょ?」
望が美琴に。
「あーそれなんだけれど、少しぐらい私も撮影に参加することになってるわよ。」
美琴が呟いた。
「な、なんだってー!」
大声で、望が吠えた。
「いいなぁ・・私も、出たいなぁ~」
望は、叫びながら美琴の周りをくるくると回っていた。
「ようし、私もその日は美琴の手伝いをしよう。」
手を儀っと握り閉めながら望が呟いた。
「ドラマの撮影はともかく渡辺さんの件はお願いますね。」
棗が美琴に。
「はい、解りました。それでは、失礼します。」
美琴は、棗に一礼しては部屋を後にした。
「それで、ドラマの撮影日はいつ?」
望が美琴に。
「それは、わからないけど撮影日が決まれば先方から連絡が来ると思うから。」
美琴が望に。
「じゃあ、撮影日が決まったら教えてね。」
美琴に呟き、美琴と望は連合庁を後にし小牧神社へと向かって残された時間は境内の掃除をして一日を終え、望は小牧神社を後にした。