第6章 本編の章 鹿島神社陥つ
「とにかく、巫女連合庁へ行きましょう。」
美琴は呟き、タクシーを呼んだ。
「望も、巫女装束に着替えてください。」
美琴が呟いた。
美琴と望は、巫女装束に着替え終えるや到着したタクシーに乗り巫女7連合庁へと向かった。
「1280円になります。」
目的地に着くや、美琴は料金を支払い建物の中へと入った。
連合庁に着いた美琴達は、なつめが待つ支部長室へと足を運びコンコンとドアを2回ノックした。
「失礼します。」
美琴は呟き、支部長室の中へと入っていった。
「なつめ様、小牧美琴、古森望ただいま到着しました。」
美琴がなつめに。びことに
「お待ちしていました、貴方達を呼んだのは他でもなく渡辺美玖という芸能人の方です。」
なつめが美琴に。
「なつめ様は、彼女を御存じなのですか?」
望がなつめに。
「その前に、美琴は貴方がこの巫女連合を始めて訪れた時のことを覚えていますか?」
なつめが美琴に。
「はい、確か私が6歳の誕生日を迎えた時に・・天野家の仕来たりとして祖父につれられて・・・。」
美琴がなつめの問いかけに答えた。
「その時、貴方の他に一人の女の子がいたでしょ? その女の子があの渡辺美玖さんだったのです。」
なつめが呟いた。
「それじゃ、渡辺さんも巫女さんの家系なのですか?」
美琴がなつめに。
「うーん・・それは、巫女さんとは少し異なります。」
美琴の問いかけになつめが呟いた。