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妖魔が巣くう街

第6章 本編の章 鹿島神社陥つ


「私が聞いた噂だと、この街の何処かに妖魔退治の専門としている集団があるっていう話だけど、そこに依頼すればいいと思うよ。」
美玖が呟いた。
「そうなんだ、そのような集団があるんだ。」
望が呟いた。
「あ、そうだ・・・実は、近いうち天野神社でドラマの撮影があるらしいんだけど天野神社って撮影する場合は必ず事前に許可申請してから許可を貰ってからでないと撮影出来ないって本当なの?」
美玖が望に。
「うーん・・どうだろう、そういうのはわからないけど私から小牧さんに聞いてみようか?」
望が美玖に。
「ありがとう、是非、お願いしてもいいかしら?」
美玖が望に。
「あ、でも許可が出るか出ないかはそこまではわからないけど。」望が美玖に。
「有難う、どうすれば撮影が出来るか聞いておいてほしいだけだから、願いするわね・・あ、親に呼ばれたから電話切るね。」
美玖は呟き、電話を切った。
「さてと、電話しなくちゃ。」
望は呟き、美琴に電話を掛けた。
「はい、小牧です。」
美琴の声がした。
「私、古森ですけれど身体はどう?」
望が美琴に。
「ありがとう、以前よりもだいぶ良くなってきた。」
美琴の声がした。
「それより、どうしたの?」
美琴の声が。
「うん、じつは渡辺さんから電話があって天野神社でドラマの撮影をするにはどうすればいいのか聞かれたから、美琴に聞こうと思って電話したんだけど・・。」
望が美琴に。
「うちの、神社は基本的に撮影は禁止だけれどどうしても撮影をしたいなら、撮影する30日以上前から撮影許可申請の手続きをして許可を貰えば撮影をすることが出来るよ。」
美琴が望の問いかけに答えた。
「それから、私からも一つお願いしてもいい?」
今度は、望が美琴に。
「お願いって言われても、出来る事と出来ないことがあるよ。」
美琴が呟いた。
「お願いと言うのは、1日体験させてほしいんだけど・・」
望がポツリと呟いた。
「1日体験・・? それは、いいけれど。」
美琴が呟いた。
「有難う、では明後日からお願いするね。」
望は嬉しそうに呟いた。
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