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妖魔が巣くう街

第5章 本編の章 巫女連合庁


「それで、いつここへ戻って来るの?」
みかるが美琴に。
「それは、まだわかりません。 少し、調べたい事がありますのでその調べごとに集中したいのでそれが終わるまでは何とも・・。」
歩きながら美琴が呟いた。
「調べごと? 四聖性獣の事?」
みかるが美琴に。
「いえ、調べたいのは小牧神社の事です。 警察署での件と何か関係がある気がしてならないのです。」
美琴がみかるに。
「でも、どうして?」
キョトンとした顔でみかるが美琴に訊ねた。
「この前、神社を巡回していた時開かずの宝物庫がありましてそこから僅かですが妖怪の気配をし出しましてね、市長が盗撮して逮捕されてから妖怪の気配を感じるようになったんです。もし、私の思った通りならあの市長が妖魔の封印を解いたのなら・・・・。」
美琴がみかるに。
「でも、どうして市長が妖魔の封印を?」
みかるが美琴に。
「市長の目的は、神社を取り壊すことだから神社を取り壊す事で結界を解いて妖気を街中に放出すれば、人間達は妖気を吸ってしまいいずれ人間から妖魔へと姿を変えてしまいます。妖魔が封印されているのが教会にある、聖堂ですので人間を妖魔に変える事で妖魔を封印している結界を弱まりそのはずみで聖堂内に封印されている妖魔が力を取り戻し結界を破り街中に溢れだし女性を襲う事で力を取り戻してゆくそれが、妖魔の目的だとしたら私を凌辱した事で、少し力を取り戻して行くと言う事です。」
美琴がみかるの問いかけに答えた。
「妖魔達の目的が解らない以上断定は出来ないと思うけど。」
顎に指を当てながらみかるが呟いた。
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