第5章 本編の章 巫女連合庁
「そうみたいね。 でも、望はどうするの? 貴方は、巫女さんになったみたいだけれど正式な巫女さんでもないし、この巫女連合庁の一人ではない為ここにとどまる必要はないのよ。」
みかるは望に呟いた。
「私は、ここに残る」
望はみかるの問いかけに答えた。
「そっか、じゃあ、今日はもう早く寝なさいね。」
みかるは、呟き部屋を後にした。
「どうでした?」
棗がみかるに訊ねた。
「望は、ここに残るそうです。」
みかるは棗の問いかけに答えた。
「そうですか、しかし彼女は以前は巫女さんや魔法少女と言った有名なコスプレイヤー・・ですが、みかるの手助けがあったとはいえ彼女は、妖魔を1匹倒した・・短時間で薙刀をこうも簡単に扱えるものなのでしょうか・・。」
棗が呟いた。
「イベントの為に、剣の稽古をしていたのでしょうか・・。」
みかるが棗に
「ですが、それだけでは程薙刀は扱えない他に何かで薙刀や剣の稽古らしきものをやっていたのかもしれません。」
棗がみかるに。
「だとすれば、昔に剣術や薙刀の稽古をやった経験があるのであないかと棗様は申されるのですか?」
今度は、みかるが棗に。
「今は、美琴と望を合わせる方がいいかもしれません。」
「鹿島様、美琴さんが御目覚めになりました。」
2人の巫女が駆けこんできた。
巫女達の声により、みかる達は美琴が医務室へと駆け込んだ。
「棗さんにみかる・・。どうしてここに?」
美琴が訪ねた。
「それは、美琴が起きたから来たのよ。」
みかるが答えた。
「それより、望はどうしたのですか?」
美琴が棗に。
「彼女は、いま部屋で寝てる・・だいぶお疲れのようだから。」
みかるが、美琴の問いかけに答えた。