第4章 本編の章 巫女とコスプレ少女。
「巫女さんも、大変ねえ・・。」
望が呟いた。
「これで、何回目になるのかしら・・。」
呟く美琴。
「取り上げられた剣は、私と打ち合った時の剣ですか?」
アイリスが美琴に。
「はい、あの時の剣です。」
美琴が答えた。
「美琴は、このアイリスさんと戦ったの?」
望が美琴に。
「うん、フォルン王女と初めて出会った時にね。」
望の問いかけに美琴は答えた。
「それじゃ、行ってきますね。」
美琴は呟き、店を後にした。
「巫女さんとは、そんなに大変なことなの?」
フォルンが、アイリスに。
「どうでしょう、私にはわかりかねます。」
アイリスがフォルンに呟く。
「でも、あの美琴を見てるとそう思える。」
フォルンは呟いた。
「私も、あの巫女服を着てみたい。」
フォルンは、美琴とで会った時のことを思い出していた。