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妖魔が巣くう街

第4章 本編の章 巫女とコスプレ少女。


「フォルン王女?」
状況が把握できないのか、望はキョトンとした顔で呟いては美琴の顔を見た。
「お久しぶりですね、美琴さん」
フォルンの後ろから、アイリスが姿を現した。
「こんにちは、アイリスさん。」
美琴が、アイリスに挨拶をかえした。
「ファナ女王は、御一緒ではないのですか?」
美琴はアイリスに訊ねた。
「はい、ファナ女王陛下はサリア様と一緒に国へお戻りになられました。」
と、アイリスが答えた。
「そうでしたか、見送りに行けたかも知れなかったのに残念です。」
美琴がアイリスに。

「おらぁ、なにぐたぐたしゃべってんだ。」
強盗犯の1人が威嚇射撃をした。
弾は、当たらなかったが壁に埋め込まれた。
「アイリスさんは、剣をもってるですか?」
美琴がアイリスに訊ねた。
「持ってはいますが、あの時みたいに剣を抜くわけには
いかず、どうしたものかと・・・。」
口をしぶりながら呟いた。

「モップなら、あるけど・・・。」
望が呟いた。
「モップは、2本ある?」
美琴が望に訊ね。
「その、モップを2本かして。」
美琴が呟き
「うん、わかった。」
望が呟やいた。
望は、強盗犯に気付かれないようにモップの棒だけを美琴に渡し、もう1本をアイリスに渡した。
「いきますよ、美琴さん・・。」
アイリスは、美琴に呟いた。
「あ、あのう・・美琴さん?」
あたふたと、うろたえながら望が呟いた。
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