第4章 本編の章 巫女とコスプレ少女。
只今の時刻は、午前9時45分。
営業開始時間ま1時間ぐらいあるので、望はそれまで自由に時間を遊戯に過ごしていた。
「琴音の巫女姿見てみたいなあ。」
望は呟やいた。
「なやんでも、仕方ない買っちゃおう。」
望は、巫女装束を1着購入してしまったのだ。
お買い上げ値段は、4万8700円に送料に手数料を含んで5万円になるのだが、この5万は望の1ヶ月の給料だ。
望は、自分の通帳を開くと残高は260万7000円と記載されていたのだ。その為、資金としては問題ないのだがこの資金は、望の今後の為に貯金されているため無駄に使用することは出来ないのである。
「さてと、そろそろ着替えるかな?」
望は、ウェイトレスの制服に着替えた。
望は、部屋から店内へ入り店の出入口に立ててある札を
閉店から準備中に変え、テーブルを拭いては次々とこなして行き、後は客が来るのを待つだけである。
「さてと、今日も頑張りますか。」
望は呟き、アルバイトに励んだ。
とは言ったものの、いつも店が繁盛するとは限らない。
ましてや、今日は平日なのでどれだけの客が来るかは望自身も知る由もなく、ただお客にの為に美味しい料理を提供して客に美味しく戴いて貰うしかないのだ、。
「さて、次のニュースです・・あっ、速報です。」
望の父親位の男性が渡された原稿分を読もうとした。
「何か、事件?」
テレビを見ながら望が呟いた。
「只今、入りました情報によりますと・・・。」
アナウンサーは、すらすらと原稿を読み上げていった。