第4章 本編の章 巫女とコスプレ少女。
望バイト時間は、平日の月水金の午後5時から閉店の午後9時までの4時間と日曜日の営業開始の11時から晩の7時となっており時給900円となっているのだ。
望が、朝起きて最初に行う作業は伝票整理だ。
望は、昨年の電卓早打ち試験で上位ランクに入ったので電卓による売り上げや出費との差格を任されているのだが週に一度、売上伝票などの額が合わないと来ている。
この場合、足りない分は望の給料から引かれる為災悪の場合お給料は0円と言う場合もある。
現に、望はこの経験を2回ほどやっているのである。
「望、計算はできたか?」
と父の声がした。
「うん、出来てるからさっき、そっちに送ったよ。」
望が返答をした。
これで、開店前の望の仕事は終わりである。
「さてと、部屋へもどるかな。」
望は、呟き部屋へと戻って行った。
「さてと、続きでもしようかな?」
望は呟き、巫女装束の制作に取り掛かった。
「うーん・・・さっぱり出来ない。」
望は、呟いた。
服のデザインは、完成しているのだが思う通りには行かず悪戦苦闘の繰り返しなのである。
「作るよりも、買った方が早いも知れない。」
望は呟き、即座に検索を始めた。
「えーと、全部で4万8700円か・・。」
画面に表示されている価格を見て呟いた。
「まあ、買えなくはないけれど・・。」
画面を見ては、さらに望が呟いた。