第3章 本編の章 王女来日
「フォナ女王陛下は、姉君であるフォルン様から王位継承権をお譲を受け王位に即位なされたのです。」
アイリスが美琴に。
「それで、日本に来たということですか?」
美琴がアイリスに。
「それにしても、情けない・・こうもあっさりと。」
ファナは、地面に倒れている男達を見て呟いた。
「お言葉ではございますが・・ファナ陛下・・。」
意識得御取り戻した男が、体を起こしながら呟いた。
「言い訳はいいわ・・もう一度行きなさい。」
ファナは、男達にそう号令した。
「やめなさい、ファナ!」
フォルンが呟き、美琴の前に障壁を張り巡らせた。
「あ、姉上・・。」
ファナは、歯をかみしめながらつぶやいた。
「解りました、なら私がやりましょう。」
ファナは呟き、呟きだした。
「受けてみなさい。」
ファナは、美琴に向かって強力な魔術を放ったが琴音は閉じた扇を開くかのように剣先から光を放つ剣を動かした。
「なっ、塞がれた。」
ファナが呟いた。
美琴は、剣先から放たれている光を動かすことで小さな障壁を張り巡らせファナ攻撃魔法を無力化した。
「行きなさい! お前達。」
ファナは、男達に向かって呟いた。
男達は、一斉に美琴に襲いかかったがあっさりと美琴の反撃受再び地面に体をぶつけては気絶した。
「次は、貴方の番ですね・・」
美琴はファナに向かって呟いた。
ファナは、美琴に向かって死に物狂いで反撃をし続けたが全て反撃は、美琴によってはじき返された。
「終わりですね。」
美琴はファナに呟いた。
「くうっ。」
ファナがはにかんだ。