第3章 本編の章 王女来日
「往生せいやぁー!」
男は、勢いよく琴音に向かッて突進したがあっさりと琴音の反撃を受け撃墜された。
「やろぉー」
1人の男が呟き、一斉に男達が琴音に向かって行ったのだが
瞬く間に地面に転がっていた。
「サ、サリア・・さん?」
キョトンとした顔で、琴音が呟いた。
巫女である琴音ならまだしも、騎士であるサリアにとってこのようなことはたやすいことである。
「フン・・・他愛もない。」
サリアは、呟きその場を立ち去った。
「あのう・・大丈夫ですか?」
琴音は、少女に呟いたが女性は、何も語らなかった。
この、少女は何も語らず琴音をじっと見つめていた。
「あ、あのう・・・。」
琴音は、改めて少女に語り始めた瞬間、少女は何やらぶつぶつと呟き始め手のひらには、真っ赤な炎が燃えていた。
「ま、魔・・・法」
琴音は呟き、少女に向かって木刀を構えた。
この瞬間、琴音に向かって炎の弾が飛んできたが琴音は、運よく炎の弾をかわすことが出来反撃に掛かろうとしたのだが
「お待ち下さい、巫女殿」
アイリスが、琴音に呟いた。
「アイリス・・さん?」
琴音はキョトンとした。
アイリスが、少女の前に立つや少女の前で膝まついた。
「お久しぶりで御座います、ファナ女王陛下。」
と呟いた。
「女王陛下?」
琴音は、更にキョトンとした。
「はい、こちらの方はファナ女王陛下であちらに居られますフォルン様の妹君でございます。」
とアイリスが琴音に向かって呟いた。
「フォルン様の妹? あれ、アイリスさんはフォルン様の事を姫様と呼んで、こちらの方を女王陛下と呼んでおられますがこれって、一体・・・。」
琴音が言いたい事とは、本来ならフォルン様が女王陛下でこちらのファナ様が王女様のはずだが・・と言う事である。
「サリア様と言い、巫女さんもやりますね。」
地面で気絶している男達を見て呟いた。