• テキストサイズ

妖魔が巣くう街

第8章 妖魔滅亡 巫女達のその後


「面白そうだな、よしやろう。」
ビャッコが呟いた。
「そう言う訳だから、スザク頼む。」
ゲンブはスザクに向かって呟いた。
「ああ、わかった。」
スザクは呟き、本殿内に突風を吹かせた。
この事を知らず、美琴達はそれぞれの方角にある滝へ入って行った。
美琴達は、巫女装束を脱ぎ足首まである白い長衣姿になっていた。
「あぎゃぎゃぎゃ・・・」
望が悲鳴を上げていた。
お風呂では、シャワー言うのがあり、威力はそれほど強くはないのだが、この滝はシャワーの何百倍の威力があるのだ。
この滝では、霊峰山で契約した四性獣の力を引き出す為の儀式で、美琴達は滝に打たれながら精神を集中して力を引き出すのが目的なのである。
「こ、これは、たまらない・・・。」
望は呟き、一時滝から離脱した。
「うー寒い。」
体を震わせながら望が呟いた。
みかるや美琴はともかく、望や美玖には非常に厳しい修行なのだだが、この場合望と美玖にはこの滝に慣れろと言った方がただしいのだ。
望は、30分でリタイヤし美玖は15分でリタイヤした。
滝から戻って来た望と美玖は、体を温め巫女服に着替えた。
「お、どうやら望と美玖が戻って来たようだぞ。」
ゲンブが呟いた。
「きゃあ。」
「わわわっ。」
望と美玖が悲鳴を上げた。
「くそう、見えん・・スザクやもう少し上げてくれ。」
ビャッコが呟きスザクは風力を強めた。
「ちょちょちょ・・この風は何?」
望がなびく髪を押さえながら呟いた。
「やぁああんんっ」
美玖が舞い上がる袴を押さえながら悲鳴を上げた。
「おおう・・ピンクのパンティか・・流石はアイドルだな。」
スザクが呟いた。
「さあ、美玖やおいでなさい。」
スザクは呟き、美玖をやさしく抱きしめた。
この後、スザクと美玖はキスを交わした。
「そおれっ! 袴捲りだ。」
セイリュウは、呟き望の袴を捲り上げた。
「おおう、白か・・清楚だな。」
セイリュウが望のパンティを見て呟いた。
「さあ、望やおいで。」
セイリュウは呟き、望をやさしく抱きしめ唇と舌を交わらせた。
「た、ただいま・・・」
1時間後、巫女服を纏ったみかるが戻って来た。
「おおっ、みかるが戻ってきたぞ。」
ビャッコがみかるの姿を見て呟いた。
「ゲ、ゲンブ様・・一体何をなさってるのですか?」
みかるがゲンブに訊ねた。

/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp