第7章 本編の章 四性獣との契約
「はああああっ!」
望は吠え、妖魔に向かって薙刀を振り下ろすがすん所でかわされ、妖魔に反撃をする機会を与えてしまうも望もすんの所で妖魔の攻撃をかわした。
「少しは、出来る巫女のようだな・・。」
周平が望を見て呟いた。
望は、薙刀を構え、妖魔の動きを見計らっていたいたが、この行為が裏目に出てしまい望にとって命取りとなった。
望が妖魔に気を取られている間に、周平は新たな妖魔に何かを命じていた。
「望、危ない後!」
美琴が叫び、望は後ろを振り向いた。
妖魔は、望に向かって触手を伸ばし望をと捕え、別の妖魔が更に望に向かって触手を伸ばし捕えようとしたが、美琴が一足先に妖魔に斬りかかった。
「ぐしゃあああっ!」
妖魔は断末魔を上げ絶命した。
「ほう、小牧の巫女か。」
周平は美琴を見て呟いた。
「人気アイドルが、妖魔達を操っていたとはね。」
美琴が周平に向かって叫んだ。
「強がるのもこれまでだな。」
周平は呟き、本殿へと視線を向け、美琴も本殿に視線を向けた。
「な、棗様・・みかるに、美玖・・」
美琴は、触手に凌辱され喘ぎ声を上げている棗達をに見て呟いた。
「小牧美琴よ・・あの3人をこれ以上、穢されたくなければおとなしくするんだな。」
周平は、美琴に向かって叫んだ。
「・・・・分かったわ。」
美琴は呟き、剣を捨て望と一緒に妖魔達に引きずられて行き、棗と共に触手で凌辱され棗達は妖魔に敗北をしたのである。
「くくく・・・最後の小牧神社も堕ちたな。」
周平はにやりと笑った。
「ぁああっ・・・そ、そこ・・」
美玖が快楽に堕ちようとした。
「だ、だめよ・・快楽に・・・負けちゃ・・。」
棗が理性を保ちながら美玖に話しかけた。
「今よ、軒王!」
美琴が、空に向かって叫んだ。
しばらくしてから、上空から光の閃光が本殿に向かって降り注いだ。
「な、なんだと!」
周平は、状況を把握しきれていないまま叫んだ。
周平は空を見上げ上空で、泳ぎを止めている竜を見て叫んだ。
「終りね、尼子周平。」
美琴は、周平を見て叫んだ。
「ふん、抵抗するとどうなるか分かってるんだろ?」
勝ち誇ったかのように周平は本殿を見たのだが・・。
「な、そんな・・バカな。」
周平は、本殿を見て叫んだ。
捕えたはずの棗達は、1枚の札になっていたのだ。
軒王が棗達を乗せて境内に降りてきたのだ。