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妖魔が巣くう街

第3章 本編の章 王女来日


温泉に浸かり、汗を流して入る琴音達だが
「琴音さん、私も巫女服を着せて頂けませんか?」
フォルンが、琴音に呟いた。
「王女様が、巫女服を・・ですか?」
キョトンとした顔で、琴音が呟いた。
「ひ、姫・・なんてことを言われるのですか?」
サリアが、立ち上がっては呟いたのだが、
「まあ、良いじゃないですか? 日本の文化が好きでこの日本に来たのです。」
フォルン王女が頬笑みながら呟いた。
「ですが、姫・・事もあろうに姫ご自身が・・」
これは、サリアの呟きである。
「あら、私に萌え文化を教えたのはサリア貴方よ。」
フォルンがサリアに向かって呟いた。
「そ、それは、そうですが・・。」
言葉を濁らせながらサリアが呟く。
「それで、国へのご帰国は何時頃になるのですか?」
琴音が、フォルンに訊ねた。
「そうですねえ、帰国のめどは立っていないですねえ。」
と指を頬に当てながらフォルンが呟いた。


琴音達は、1時間の温泉旅行を満喫した。
温泉を出て、琴音達は琴音の部屋にいた。


「おい、そっちへ逃げたぞ・・捕まえろ。」
境内で、男の声がした。
「何か、あったのでしょうか・見て来ます。」
琴音は呟き、境内へでた。
「へへ・・ん・・にがさねえぜ。」
1人の少女のを、数人の男が少女を囲み逃げ道を塞いでいた。
「何をしているのですか?」
琴音が男達に向かって叫んだ。
「お、おい・・巫女だぜ。」
1人の男が、琴音の姿を見ては呟いた。
琴音の手には、木刀が握られていた。
「へへへ・・貰ったぜ。」
男が呟くや、琴音に襲いかかった。
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