第7章 本編の章 四性獣との契約
渡辺美玖の場合
美玖は西の祠に入りるや、そのまま祠を歩き続けた。
「ここに、四性獣が居るのかしら?」
美玖は呟きながら祠を歩き続けた。
「ここが、最深部なのね。」
美玖が呟いた。
「よくぞ来た、我と契約を求む者よ。」
どこからか、声が聞こえた。
美玖は辺りを見渡した、美玖が見たのは台座に羽を休めた全身が赤色の毛を持った鳥が美玖の方をじっと見つめていた。
「鳥さん?」
美玖が呟いた。
「控えよ、鹿島の巫女に使えし巫女よ。」
鳥が美玖に向かって吠えた。
「ご、ごめん・・なさい。」
美玖が鳥に詫びた。
「わが名は、スザク・・この西の方角を守護せし聖なる淫獣。」
スザクが美玖に向かって呟いた。
「そうなんだ・・・では、貴方と契約を結びたい。」
美玖がスザクに向かって呟いた。
「いいだろう、ならこのスザクを楽しませてせよ。」
スザクが呟くや、羽を広げては大声を上げ鳴いた。
次の瞬間辺りは眩い光に包まれ、美玖は意識を失いその場に倒れた。
「う、うーん・・。」
美玖は意識を取り戻した。
「聞けーい! 我らがアイドルの美声を」
司会者らしき声が聞こえ、コンサート会場に活性の声がした。
だが、美玖の前にいたのは人間ではなく異形の姿をした者達であった。
「い、淫獣・・。」
美玖は呟き怯んだ。
「怯んではダメよ美玖・・」
横からか、聞き覚えのある声がしたので美玖が振りかえると、横には虹色のアイドルドレスを着た美琴がいた。
「歌に集中しなさい・・・美玖」
後ろからは、美琴と同じアイドルドレスを見に纏った望や棗がいた。
「私達の歌を淫獣達に聞かせるのよ。」
美琴が美玖に向かって叫んだ。
「そ、そうね・・。」
美玖は呟き、歌い出した。
美玖が歌うや、淫獣達はさらに歓喜に溢れた。
美玖達が、歌い終わると4匹の淫獣達が美玖達に向かってヌルヌルとした触手を伸ばし、美玖達を捕獲した。
この後、コンサート会場では美玖達の喘ぎ声が響いた。
アイドルドレスが引き裂かれ、白やピンクや水色のパンティが現れるや、触手によって引きちぎられていた。
美玖達が上げる喘ぎ声が、更に淫獣達を喜ばせた。
淫獣達は、美玖達の子宮に向けて次々と子種を注ぎ込んで行き、美玖達が子供を宿すまで子種が注ぎ込まれて行った。
「うぉおおおっ! アイドルが子を宿したぞ!」
司会を務める淫魔が、お腹が大きく腫れ妊娠した美玖達を見て呟いた。