第6章 本編の章 鹿島神社陥つ
「ここでは、なんですので話は外で致しましょう。」
棗は呟き、境内へと出るや6人の警察官も棗に続いた。
「それで、私に話とは何でしょうか?」
棗が警察官に。
「実は、お前はこれから慰み者になるんだよ。」
一人の警察官は、人間から醜い妖怪へと姿を変えた。
その姿は、全身に血を浴びたかのように赤色をしており顔は鬼の顔をしており、口からは大きな牙が生え体からは数本の触手が生えており今にでも棗を捕えようとしていた。
「さあ、行けい! 巫女どもを快楽の世界へと落すのだ。」
この言葉を聞いた、5人の警察官は巫女を捕えるため鹿島神社へと攻め込んで行き巫女達を探し続けた。
「棗様!」
美琴が掛け込んで来た。
「美琴ですか、数匹の妖怪達が侵入していますので気を付けて。」
棗が美琴に向かって呟いた。
「棗様、これを御使い下さい。」
美琴は呟き、棗に霊剣を手渡した。
「美琴、どうしたの?」
掛け込んで来たみかるが美琴に尋ねてきた。
「数匹の妖怪達が、この神社の中に居るみたいだから気を付けるように望と渡辺さんに伝えて。」
美琴は呟くや、東本殿へと向かった。
「棗様!」
美琴が掛け込んで来た。
「美琴ですか、数匹の妖怪達が侵入していますので気を付けて。」
棗が美琴に向かって呟いた。
「棗様、これを御使い下さい。」
美琴は呟き、棗に霊剣を手渡した。
「美琴、どうしたの?」
みかるが美琴に尋ねてきた。
「数匹の妖怪達が、この神社の中に居るみたいだから気を付けるように望と渡辺さんに伝えて。」
美琴は呟くや、東本殿へと向かった。
東本殿では、数人巫女が居て棗のそばに仕えているのだ。
「シャアァアアアッ!!」
1匹の妖魔が、二人の巫女を捕えようと触手を伸ばしたが突如床にポトリと落ちしばらくしてから動きを止めた。
「大丈夫ですか?」
美琴が駆けつけてきた。
「ここは、私に任せて早く安全な場所へ逃げて下さい。」
美琴は呟き、妖魔に向かって剣を構えた。
「ところで、棗様は?」
巫女が美琴に尋ねた。
「棗様は、社務室の外で妖魔と・・。」
最後まで言い切ろうとしたが、先に妖魔が美琴に襲いかかって来た。
美琴は、辛うじて攻撃をかわした。
妖魔に反応したのだろうか、美琴の持つ剣の刀身から眩い光が現れた。
「神使招来! 賢帝招来!」
美音は呟き金色の札を取り出しては、空へと放り投げた。