第6章 本編の章 鹿島神社陥つ
この後、美琴達は儀式を終え後片付けに入った。
儀式で使用された笛や琴などは、美琴から担当の巫女達に渡された。
「床を磨いたら、本殿周辺の清掃だからね。」
美琴が全員に向かって呟いた。
「ねえ美琴、本殿周辺って裏本殿もするの?」
望が美琴に尋ねた。
「ええ、そうよ。」
美琴が答えた。
「マジっすか?」
望が呟いた。
「ほほう・・・そう言う事をいいますか。」
美琴が望に。
「ちょっ、美琴・・・そ、そこは・・・ぁあああっんん。」
美琴の指攻撃が、望のおっぱいを責め立てた。
「どう? きちんと掃除しますか? 古森望・・さん。」
美琴は望のおっぱいを揉みながら望に尋ねた。
「や、やります・・・こ、小牧美琴様・・。」
頬を赤く染めながら望が呟いた。
「よろしい!」
頬笑みながら美琴が呟いた。
「はうぅ~う・・・・。」
胸を押さえながら望が呟いた。
「小牧さん、小森さんの扱いに慣れていますね。」
美玖が美琴に。
「まあ・・ね、あのサボリ癖がなければ良いけどね。」
美琴は、一人でとぼとぼと掃除をしている望を見て呟いた。
「そう言う、お二人も手を休めてるけれど・・。」
みかるが美琴達を見て呟いた。
「そ、掃除・・しようか・・渡辺さん。」
美琴が呟き、本殿周辺の掃除に掛った。
みかると美琴は、経験豊富な為か本殿周辺を片っ端市から掃除して行き数十分で本殿周辺の三分の一を掃き終えた。
「少し、休憩にはいりましょうか。」
棗が麦茶と和菓子を御盆に乗せて姿を現した。
「おっ、和菓子だ。」
望が呟いた。
「その前に、手を洗いなさいよ。」
一番に手を出そうとした望にみかるが呟いた。
手を洗い終えた美玖と美琴が戻ってきた。
「戴きます。」
美琴達が呟き、和菓子とお茶を手に取った。
「そう言えば、明日からドラマの撮影なんですって?」
棗が、美玖に尋ねてきた。
「あ、はい・・」
棗の問いかけに美玖が呟いた。
「それにしても、最後の美琴と渡辺さんの対決が見物だわ。」
麦茶を啜りながら望が呟いた。
「そ、その時は、手加減をして下さいね。」
美玖が呟いた。
「あら、私は手を抜かず、最初から全力で行くわよ。」
美玖の問いかけに美琴が呟いた。
「小牧さん、それはないです。」
美玖が呟いた。