第6章 本編の章 鹿島神社陥つ
「運転手さんは、無線で110番要請をしておいて下さい。」
美琴は、運転手に呟いては美玖と一緒にタクシーを降りた。
「こちら、○○3号・・警察要請お願いします。」
運転手が、無線で会社に知らせた。
「それで、私達に何か、御用ですか?」
美琴が、二人組の男に尋ねた。
「俺達を気持ち良く、してくれねえか?」
一人の男が、美琴に。
「嫌だと、言ったら?」
再度、美琴が男に。
「お前さん達に、拒否権はないぜ。」
男達は呟き、ナイフを取り出しては美琴達に襲いかかったが、あっさりと美琴にナイフを避けられた。
「お、おのれ・・ちょこざいな。」
男は、呟きもう一度美琴に襲いかかったが美琴が持つ剣が二人組の男の両足に直撃し、男はそのばでうなづいた。
「勝負あったわね。」
美琴は二人組の男に向かって呟いた。
「く、くそっ・・こ、こいつ・・つえぇぇぇ。」
男が呟き終えると同時に、サイレンの音が近づいて来た。
通報を受けた、パトカーが到着し二人組の男は警察官に身柄を引き渡され、美琴達は再度タクシーに乗り鹿島神社を目指した。
「ところで、私達このまま鹿島神社へは行けないと思う。」
美玖が美琴に尋ねたが、案の定警察官の一人が美琴達に一緒に警察署まで来るようにと伝えてきたのだ。
「運転手さん、すみません・・パトカーを追ってください。」
申し訳なさそうに美琴が呟いた。
タクシーは5分位で警察署に付き、美玖と見琴は別々の部屋でそれぞれ事情徴収をとことん受けた。
美玖の事情徴収は、30分で終わり解放されたが美琴は1時間後にようやく解放され警察署を後にした。
「時間を取られ過ぎたから、鹿島神社へ急ぎましょ。」
美琴は呟き。タクシーを拾おうとしたがタクシーを捕まえる事は出来ず美琴達は式神に跨り鹿島神社へと飛んだ。
鹿島神社は、美琴達が事情徴収を受けた警察署前から出ているバスに乗り、北に進む事3停車駅いった場所にある。
「着いた、鹿島神社。」
美玖は呟き、美琴達は鹿島神社前に降り立った。
「さて、参りましょうか。」
美琴は呟き、神社内へと入って行った。