第6章 本編の章 鹿島神社陥つ
「明日、学校の登校日だけれど私は家行けそうにない・・。」
美琴が呟いた。
「あ、そう言えば明日提出しないといけない課題があるからそれを提出すると同時に皆で顔を合わせようって言う目的もあって学年の担任どうしで話し合って実現したって言うあれね。」
美玖が呟いた。
「そんなに大変なの巫女さんって。」
美玖が美琴に尋ねた。
「うん、明後日の撮影の準備の件で事務所と打ち合わせがあるから登校日に学校へは行けそうにないわ。」
美玖の問いかけに美琴が呟いた。
プロルルルル・・・
美玖の携帯の着信音が鳴り響いた。
「あ、ごめん電話。」
美玖が呟いた。
「はい、渡辺・・って、お母さん?」
美玖が呟いた。
電話の主は、美玖の母であった。
「今、小牧神社に・・・うん、分かった今か帰るから。」
美玖は呟き電話を切った。
「もう、11時過ぎてるから一人で歩くのは危険よ。」
美琴が美玖に。
「うんでも、途中でタクシー拾から大丈夫よ。」
美玖が美琴に。
「じゃあ、タクシー呼ぶから待ってて。」
美音は呟き、タクシー会社に電話をした。
「はい、ではお願いします。」
美琴は呟き電話を切った。
「神社の前で、待ってましょ。」
美琴は呟いた。
「稽古の疲れが、残ってるから今日はもう寝るようにね。」
美琴が美玖に向かって呟いた。
「うん、ありがとうそうする。」
美玖が呟いた。
美玖が呟いた。
それから、しばらくしてタクシーが来たので、美玖は美琴にさよならをしてはそのタクシーに乗り込んだ。
美玖を乗せたタクシーは、そのまま美玖の家に向かって走り去り美琴は、そのタクシーを見送った。
「王侯お願い。」
美琴は呟き、式神王侯を召喚した。
「王侯・・・渡辺美玖をお願い。」
美琴が王侯に向かってささやいた。
「主よ、あの女が気になるのだな?」
王侯が美琴に。
「あの渡辺美玖は、私達巫女連合にとって貴重な人材だから、彼女の身に万が一の事があっては大変なことになりかねないから彼女が家に付くまで見守って頂戴。」
美琴が王侯に向かって呟いた。
「承知した。」
王侯は呟くや、夜の空へと舞い上がった。
美琴は、王侯の姿が見えなくなるや一足先に社務室へと向かった。
「さてと、連合庁に報告しなくちゃ。」
美琴は呟き、パソコンを立ち上げた。