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妖魔が巣くう街

第6章 本編の章 鹿島神社陥つ


美玖は、美琴の手を借りることで起き上がっては、スカートに付いた砂利を手ではたき落しては再度木刀を構えた。
「さあ、行くわよ。」
美玖は呟き。美琴に襲いかかったがあっさりと美琴に攻撃をふさがれてしまいまたしても尻もちを付いた。
「あーん・・・どうして、勝てないのよ。」
美玖が騒ぎ出した。
「やむくもに、木刀を振っても当たらないわよ。剣技には、それぞれ型があってまずはそこからやらないとダメだよ。」
美琴が美玖に向かって呟いた。
「そうか、型か。まずは、そこから学んだ方が良いのかな?」
美玖が呟いた。
この後、美玖は美琴から徹底的に手解きを受けた。
美紀は、この後何度も基礎を繰り返した。
「大分良くなって来たわね。」
美玖の動きを見て美琴が呟いた。
「と言う事は、渡辺さんにも勝てるのね。」
美玖は呟いた。
「うーん・・それと、これとは別だから。」
ハニカミながら美庫が呟いた。
「渡辺さん、今日はこれぐらいにしておきましょ。」
美琴が美玖に向かって呟いた。
「ふう、疲れた。」
美玖は呟くや、座りこんだ。
「これは、思ったい以上に早いわね。」
美玖を見て美琴が呟いた。
「ねえ、明日も私に稽古を付けてくいい?」
美玖が美琴に尋ねた。
「私は、いいけれど渡辺さんはどうなの?」
美琴が答えた。
「あ、私はいいわよ。」
美玖が答えた。
「やった、ありがとう。」
美玖が呟くや、美玖は嬉しさのあまり美琴の両手を軽く握っては二人で仲良くピョンピョンと跳ねた。
この時、美琴と美玖のおっぱいが上下に揺れた。
飛び跳ねて、おっぱいが揺れるのは当然だけれどね。
「家まで送るわ。」
美琴が呟いた。
美琴は、式神を召喚した。
美玖の前に現れたのは白い虎で、足には炎が小さく燃えていた。
「渡辺さん、これに乗って。」
美琴が美玖に向かって呟いた。
「襲ったりしない?」
美玖が美琴に尋ねたが。
「式神は、普段自分から人を襲う事はないけれど、襲うとしたらその相手に邪な心があれば襲う事もあるけどね。」
美琴が美玖の問いかけに答えた。
「襲うにも、いろんな襲い方があるけどね。」
再度、美琴が呟いた。
「それって、どんな方法があるの?」
美玖が美琴に尋ねた。

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