【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』
第6章 リボンと悪戯な贈り物※R18
『これを着て、家康公の誕生日のラストを飾ってほしい。』
「えっ・・・、これ着るの・・・?」
「そうやって書いてあるけど・・・」
「絶対、無理!!こんなのはずかし過ぎて着れないよ!」
「これってどうやって着るの・・・?」
無理と言ってるを落ち着かせる為にも、1つだけ疑問をぶつけてみた。
「んー、着たこと無いし、実際手に取って見るのもはじめてだから何とも言えないけど・・・」
「けど?」
「多分・・・ポイントだけしか隠れないように着る感じかな・・・。」
「ぽいんと?」
「とある箇所だけって感じかな・・・?」
家康がさらに聴き続ける。
「ふーん。で、そのぽいんと?ってどこなの?」
「えっ?それは・・・えっと・・・」
「言えないの?」
口ごもるをのぞき込む家康。さらに顔を赤らめて恥ずかしがる。
「えっ、だって・・・」
「俺の誕生日の、お祝いしないつもり?」
「んー、したいけど・・・」
半ば強引に結局は着ることになった。
家康はそれをあとで色んな意味で後悔するのだった、
「出来たよ・・・。」
ついたての向こうでなんとか1人で着れるところまで着ると、家康は声を出すのを忘れた。