【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』
第5章 一月三十一日 宴 in安土城大広間
信長「よくやった。このくらい普段から素直だといいがな。」
家康「・・・・・・(余計なお世話だし。)」
口の中にケーキがいっぱいで喋れない家康は心の中でそんな事を言い返しながら苺の甘酸っぱさや、ケーキの味をよくよくあじわっていた。
「あっ、家康、ここにクリーム付いてるよ?」
家康の頬にクリームが付いていたのを見つけたはそのクリームを指で拭い、自分の口にペロッと運んだ。
『美味しいね・・・!』
家康「・・・っ!!」
思いがけない行動で驚く家康、それを見てた他の武将達も
政宗「ヒュ~」
政宗は口笛をならし、
光秀「見せつけてくれるな・・・」
面白いものを見たと酒を一気に飲み干す光秀、
秀吉「全く・・・、俺達が見てる前で・・・」
やれやれとため息まじりの小言がこぼれ、
三成「本当に仲がよろしいんですね!」
あまりよく分かっていない様子で、
信長「こういう時に無意識に大胆になるとはやはり面白い。」
はやし立てるわけでも無く、一人納得した様子の信長。
それぞれが反応を見せた。