【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』
第5章 一月三十一日 宴 in安土城大広間
信長「佐助、こっちにきて酌をしろ。」
信長に呼ばれて佐助はその場を立ち去り、入れ替わりにが戻ってきた。
家康「、佐助から俺宛の贈り物預かってるらしいけど、中身見たの?」
「えっ?うーんとりあえずリボンってことだけは聞いてるけど、中は見てないよ!」
家康「ふーん。ならいいけど。」
佐助「みなさん、ここから本日のメインイベント、ケーキの登場です。」
秀吉、光秀、三成、家康『めーんいべんと?』
信長『宴の大事な催しの事らしい。』
秀吉「信長様は南蛮の言葉もご存知なのですか?」
信長「佐助から聞いた。佐助、早く次の説明をしろ、」
すると、いつの間にかいなくなってた政宗が、おぼんの上に白い紙の箱を載せ部屋に入ってきた。
広間の中央に台が置かれその上に現代で用意した箱に入ったケーキを置いた。
佐助「ただ単に食べるだけでは面白くありませんから、ここは現代風に行かせて頂きたいと思います、
」
家康「現代風にって俺に何をさせる気?」
明らかにやりたくない雰囲気を出す家康とはうらはらに・・・
(ケーキ喜んでくれるかな?)の心はドキドキしていた。
信長「皆で作ったケーキだ。ありがたく食べろよ。家康。」
秀吉「そうだぞ、聞いたところ信長様まで手伝ったとか・・・生涯の誇りにしろよ!」
光秀「現代に“たいむすりっぷ“までさせてもらったことは貴重な経験だったな。」
政宗「お前も自分で作ったんだ。きっといつもと違うはずだ。」
三成「家康様のご活躍のおかげで出来たものですからきっと素晴らしいのでしょうね。」
武将達が各々ケーキ作りの思い出に話終えると、ケーキが箱から出された。