【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』
第4章 【一月三十日 午の刻~未の刻】~はじめてのおつかい♪~
家康「なんであいつも一緒だったんですか?二人だけで良かったのに。」
家康は思い出したくないのか怪訝そうな顔をして、ボソッとつぶやいた。
(本当はと二人でゆっくり食べたかったのに、あいつがいるから全然二人の時間取れなかったし。)
「やっぱりここのお団子美味しいねー家康、また一緒にお団子屋さんいこ!」
家康「分かった。風邪引いたりしないでよね。」
「うん!楽しみにしてるね!」
(本当に単純だし・・・。まぁ、そういうところが可愛いんだけど。)
政宗「何ニヤついんだ?」
家康「べ、別に・・・」
政宗「どーせ、が目をキラキラ輝かせて次の逢瀬の約束楽しみにしてるの見て、可愛いとか思ってたんだろ?」
家康「そんなんじゃ・・・ないですよ。」
政宗にからかわれて、照れくささを隠そうとする家康。
(ふふ、本当に二人のやり取り兄と弟みたい。三成くんの時は三成くんが追いかける感じだったけど、今度は家康がからかわれてタジタジだし、秀吉さんは何となくお母さん的な感じで家康の事色々気にかけてくれるし…)
二人のやり取りを幸せな気持ちで見ていただった。