第1章 幼き日に
「だって、ソフィアは…」
「私は…??」
「ソフィアは僕の大切な…好きな人だから」
頬を赤めながら、メロは気まずそうにソフィアから視線をそらす
今なんて…?
メロの言葉をソフィアは頭の中で反芻する
ソファは僕の大切な…好きな人だから
好き、という言葉には2つの意味があることをソフィアは知っていた
メロの表情から察するに、片方の意味を持つとは考えにくい
が、しかし、
もう一つの意味を示唆する言葉をメロが口にするとも考えにくい、とソフィアの思考は回る
熟考の末、ソファはメロに言葉の意味を確認することにした
「ねぇメロ、今のどういうこ…んんっ❗」
が、それをするよりも、ソフィアが喋れなくなる方が早かった
彼女の頬にメロの長い指が置かれ、ソフィアの唇が塞がれる
接吻をされたのだとソフィアが気づくのに、時間はいらなかった