第2章 後編

※R18です。注意してください。













「っふ…んっ…」

ローの首に手を回し、必死に口づけを送るユーリ。
彼女が差し込んできた舌に己のを絡めると、卑猥な音が鳴り響いた。

幼稚ながらに、ローの舌を舐めとり吸い上げるユーリ。

その姿を、ローは口元を吊り上げて眺めていた。

「っは…」

ユーリは一度口づけを止めると、ローの軍服に手を掛けた。
震える手でベルトを抜き取り、ズボンをずらして彼のものを取り出す。

まだ勃ち上がってないそれは、それでもユーリの手に余るほど大きい。
何度か口淫を無理やりされたことがあるが、はっきりと見る機会はなかった。

羞恥から視線を逸らしたくても、彼女の身体がローの言葉に支配されている。

ユーリは目を閉じると、ゆっくりとそれに口づけた。
手と舌を使い刺激を与えると、徐々に勃ち上がる熱い楔。

恐る恐る口内に招き入れると、もうすでに半分も入らないくらいの大きさになっていた。

息苦しさに涙目になりながらも、必死に舐めあげて吸い上げる。








そしてどれくらい経っただろうか、何時の間にかユーリの後頭部に回されていたローの手が動いた。

「うぐっ！？」

そして一気に喉奥へ突き入れられたかと思うと、熱い体液が口内へぶちまけられる。

口の中に纏わりつくそれにユーリは表情を歪ませるが、ゆっくりと飲み干した。


「げほっ…」

ユーリはローの手から解放されると、軽く咳き込んでいたが、休んでいる暇はない。

ふらつく足で立ち上がると、今度はローの上着に手をかけた。