第3章 秘密の部屋
本当はアズカバン行きなのを止めて、俺達一家が面倒を見るのを条件に
役人の前で夫婦の闇の印を取り払うとすんごい驚かれた。
『昭久様にはこんな能力が・・・』
『アンタ達と俺達は魔力の源が違うみたいだからね』
さてと、ドラコの方は・・・どうすっかな
『ドラコは僕に任せてくんない?』
リドがヴォルデモートだと聞かされてるのかドラコが青くなり
『随分純血だのマグルだの・・・昭久を軽んじてるから教育してあげるよ』
『さよか・・・』
まー、お前が言うなら。
信じるよ、と笑って
『取り合えずこの弱者?を見下す根性からだね。昭久との最初の出会いは鴉から聞いたし』
久しぶりにスリザリン寮で過ごそう、とウキウキするリドの表情が楽しそうなんだが。
まあ、いいか。
こいつも外見に反してジジイだし。
『昭久?何か言った?』
『べーつーにー』
おい、俺の心を勝手に覗くな。